残り91日 -自分の長所と短所-
これは今年で30歳になる私が、20代を終える焦りで始めたブログです。
30歳までの100日間、毎日30分は時間を取って書いてみようと思います。
試験官がトリプルファイヤー吉田さんだとして
バンド「トリプルファイヤー」のボーカル吉田さんのYouTubeを観ると、同居人オーディションの動画があがっていた。
吉田さんは少し前に、同棲していた彼女が家から出ていった、と言っていたからおそらく広い部屋を持て余したのだろう。
動画には、4人の候補者が現れ、同時面接が行われる。就職活動のように、吉田さんが「長所と短所を教えてください」と言う。それぞれが、吉田さんと共同生活しても嫌にさせない、(吉田さんと過ごしても)嫌にならない、ちょうどよく自分も駄目なやつだ、とアピールをしていく。自分の社会的地位や一般的な有能性ではなく、"吉田さん"に対してのメリット、デメリットが問われている。それを候補者4人がきちんと分かっている。
面白い動画なので、時間があれば観ていただきたい。(吉田さんの人柄を知らないと、最初は戸惑うかもしれない)
そこで、吉田さんに同居人として選んでもらうために、自分なら何と答えるか、と考えてみたい。書いてみよう。
「長所は、生活面ではわりとちゃんとしてます。掃除、洗濯も最低限はします。ですが、根本ではだらしないので、そんなに徹底してやるような感じではないです。吉田さんへの圧にならないような、適度な範囲だと思います。料理もわりとします。吉田さんのことは面白くてすごい人だな、とリスペクトしてます」
「短所は、色々と我慢してイライラしてしまうことですかね。例えば、吉田さんと生活していく中で、あまりにも吉田さんが家事をしないと、段々とむかついてきてしまうと思います。その怒りをすぐに吐き出さないで、少し溜めてから言っちゃいますね。あと、吉田さんの方が酒を飲むと思いますが、ずっと酒代を割り勘されたら、気になっちゃいますね。ですが、家賃を多く出してくれるとか、何かに誘ってくれるとかであれば、多分気にならないです」
これでは選ばれない気がしてきた。神経質なやつだと思われるだろう。だが、短所については、これは自分の性質で、「これやっておくよ」と自分が自発的に始めたにもかかわらず、相手から何の協力も見返りもないと、「何でこんなことやらされているんだろう」という思考に陥りがちだ。
しかし、この思考パターンについては、友人との間であれば「見返りは求めない。自分がやりたいからやっている」と自分に言い聞かせることで、克服できつつある。旅行などで何度も陥ってきたが、回数は減りつつある。なお、仕事では全く克服できていない。「これやっておきますね」が、やりたくてやっているわけがないからである。
転職活動だとして
もし転職活動をするなら、どうなるだろうか。
「長所は、商品企画やプロジェクトにおいて、企画から事前の社内調整、スタートしてからのケア、その後の分析まで、一貫して粘り強く取り組むことができる点です」
「短所は、チームでの仕事において、自分の業務負担が多い際に、上司や同僚へサポートを頼むことに、少し苦手意識がある点です。持続的な部署運営のためにも、頼れるべきことはお願いすべきと分かってはいますが、自分の仕事として責任感を持ってやるべきだ、という意識や、自分が方向性を考えたいという考えで、なかなか相談できないことがあります」
こういった感じだろうか。就職活動の場で長所は、売り込みのようになる。書いていて楽しくない。短所は、動画の中でもあったが、就職活動においては、無難すぎても信用できないので、絶妙なラインを攻める必要があって難しい。上に書いたことも、本当のことも踏まえそれなりにそれっぽく書いたが、どうなんだろう。吉田さん対策で書いた短所と重なるところもある。
幼なじみの友人だとして
それでは、小学生からの幼なじみとの久しぶりの再会で、長所と短所について話すとしたら、どうなるだろう。
「長所は、なんだろうね。わりといいやつだよ。おれにしてはちゃんと生きてる。好きなものも多いし。嫌なことがあっても、あんまり感情的になりすぎないようにしてる。できるだけ人の良いとこ、面白いとこを見つけようと思ってる」
「短所は、やっぱり怠惰なとこだね。自分への期待値が高いわりに、全然動かないし学ばない。時間にもルーズ。あと、親しい人に甘えすぎ。それと多少は丸くなったけど、自尊心の高さが隠せてない、偉そう。」
ずいぶん正直になった。やはり誰と話すかで内容は変わってくる。短所は、むしろ自分の人生の膿を出すためにも聞いてくれ!みたいな勢いがある。
10日目を終えての感想
・みなさんなら長所と短所を聞かれて何と答えるでしょうか。
・20歳、25歳の時点の回答とは異なるはずだ。今後も変わっていくだろう。書いていく中で、性格の自己認識は環境にかなり左右されること、話す相手にも影響を受けることが分かった。
・昨日も寝落ちをしたので、翌日に更新をしている。おおまかなところは、昨日考えていた内容である。
・10日間続けられたかは別として、これが10記事目になる。おつかれさま。