私の青年期

2022年11月に30歳になりました。焦っています。

残り96日 -お笑いについて(1)ケータイ大喜利/あらびき団-

これは今年で30歳になる私が、20代を終える焦りで始めたブログです。
30歳までの100日間、毎日30分は時間を取って書いてみようと思います。

渋谷にて
今日は友人のDとお笑いライブを観に行った。

お笑いイベント会社K-PROの「THE VERY BEST OF LIVE」。“ライブシーンのお客様、そして芸人が認める最強芸人だけを集めた超豪華プレミアライブ!”というあおり文どおりで、予想以上にすごかった。何回か笑って涙が出た。
出演者は、
ゾフィー/ザ・マミィ/かが屋ウエストランドヤーレンズ虹の黄昏/カナメストーン/怪奇!YesどんぐりRPG/ママタルト/スタンダップコーギー/パンプキンポテトフライ/まんじゅう大帝国/ゼンモンキー
といった面々で、お笑い好きにはたまらなく豪華だった。
感想を書きたいところだが、それはまた別の機会にしたい。本当に少しだけ言うなら、ウエストランド井口さんはすごい、たしかにあれはステロイドか何かを打っているだろう。あと虹の黄昏の、ハリーポッターアディダスのカバンというワード、少し遅れて脳が認識した瞬間から笑いが止まらなかった。
 
 
ライブというきっかけもあったので、今回はお笑いと自分について書いていきたい。お笑いは好きだし、ずっと憧れを持ってきた。お笑いという文化にはとても大きく影響を受けたと感じている。
振り返ってみると、書きたいことはたくさんある。好きな芸人やネタ、好きだったお笑い番組やラジオ、自分がそれに憧れてどんなことをしたか。
何回かに分けて書いていくが、今回はお笑いを好きになるきっかけや、どんなものに触れてきたか、少し書いていきたい。
 
 
きっかけ ケータイ大喜利
高校生あたりから、自分はお笑いが好きだということに意識的になってきた。新しくできた友達の影響から、面白いやつが一番えらい、という価値観が芽生えてきた頃だった。
 
幼少期はウリナリ、小学生になるとエンタの神様が好きだった。だが、どちらも自分で選択して観るというより、家族や友人も観ているから一緒に楽しむ、といった受け身な態度だった。
自発的に自分からお笑いに触れるようになったきっかけは多分、お笑い番組ケータイ大喜利あらびき団ではないかと思う。
 
中学の同級生のMくんとは高校は別れてしまったけど、ケータイ大喜利の話題で関係性を保っていたような時期があった。
放送は土曜深夜で、その週の火曜か水曜にお題が発表される。土曜の昼、部活に行くバスの中で回答を考えていたのを覚えている。何か月かトライしたものの、結局一度も採用されなかった。考えてみると採用されるような人たちは、水曜から色んなパターンできっと何十通も送っていたのだろう。
 
投稿者の中には、後にオードリーの作家をやったりするツチヤタカユキさんみたいな人もいた。彼ほどの情熱はなかったと間違いなく思う。
しかし、他人に伝わるように面白いことを考える、その体験を初めてしたかもしれない。
 
あらびき団Wikipediaによると2007年10月から放送が開始したようだ。開始から少ししてから知ったような気がするから、観始めたのはきっと2008年頃だろう。
これまで観ていたエンタの神様オンエアバトルとは違う、アングラな雰囲気のあるマニアックなネタが当時の自分には面白くて仕方なかった。
 
友人の家へ何人かで泊まったとき、深夜TSUTAYAにDVDをレンタルしに行った。映画や未成年でも借りられる範囲のセクシーなDVDも選択肢にあったが、自分はあらびき団WWEのDVDを借りることを強く主張したこともあった。
 
好きだった出演者を挙げるとキリがない。ガリガリガリクソン、安穂野香ちゃん、どぶろっく、ふとっちょカウボーイ、アイヒマンスタンダードエハラマサヒロ、渡辺ラオウモンスターエンジン、キャプテン渡辺、リー5世、キュートン。まだまだいる。
ちなみにハリウッドザコシショウも出ていたが、当時の自分はピンと来ていなかった。今では大好きだ。自分が若かったのか、ザコシショウが粗すぎたのかは分からない。
 
ガリガリガリクソンについては、YouTubeの動画をどうにかダウンロードしiPodにまで入れて持ち歩いていた。着ボイスのようなものを購入した気もする。
「近所のおばさんに言われるんですよ、『あ~ら、またふっくらしたんちゃいます?』わしゃ炊き立てご飯か!」というくだりは今でも思い出す。ブログの活動なんかも色々やっていて、その独特さをすごいなと思っていた。今になって思うと、当時の彼は20歳そこらだから、ものすごい早い売れ方をしたのではないか。
 
安穂野香ちゃんは芸人ではなく素人なのだが、セーラー服をきた中年男性で、ピアノを弾いて歌い、華麗に舞う。本人はお笑いというより、自己表現としてやっているようなのだが、視聴者としては笑ってしまう。新品で買ったわけではないと思うが、何故か彼のDVDは持っている。
 
どぶろっくやエハラマサヒロの下ネタのネタもいくつも覚えているものがある。
キャプテン渡辺も好きで、「クズは有名人のWikipediaを調べて『あの人も自分と同じ年齢の頃はまだ売れてなかった』と安心するよ」みたいなネタをしていた。自分も今も似たようなことをしている。一度、都内のコンビニでばったり会って思わず話しかけてしまった。
 
思いつくまま何人か挙げてみたが、ピン芸人が多い。今ではコンビを好きになることが多いが、当時はピン芸人が好きだったのかもしれない。どんな反応があるかも分からない濃いネタを、ひとりで演じることに格好良さを感じていた気がする。
 
あらびき団はMCのふたりのコメントや、カメラカットで、出演者が意図しない方向にどんどんいじっていく。例えば出演者が必死で何かをやっているときに、横で突っ立っている相方の真顔や散乱した小物をアップにしたりする。
露骨に蔑むわけではなくさりげなくいじる感じで、たしかに馬鹿にはしているのだが、一応いじっていないと言い逃れができるようなぎりぎりの線を攻める。そして、時には明らかにいじって、簡単に一線を越えたりもする。その悪意が面白かった。
言葉にはしづらいが、その面白さの感覚は頭に刻まれたような気がする。そういった感覚が、自分の好みや物の見方に影響を与え、人生にも多少なりとも作用したと思う。
 
5日目を終えての感想

・お笑いについては書きたいことがありすぎて難しいし、好きな芸人の羅列になってしまいがちだ。今回は特にまとまりがない文章になってしまった。

・この後も何回かお笑いについて書きたい。番組ではアリケンやゴッドタンから色々と。爆笑問題バナナマン、アルコ&ピースのラジオやPodcastラーメンズおぎやはぎのことも。あとアマチュアで舞台にでたこと。落語は別で書こう。

・ブログ5日目もなかなかの存続の危機だった。なかなか書ききれず、深夜になってしまった。方向性が定まらなかった。予定が入っていると難しい。

・あまり自分に期待をしすぎず、とりあえず書いて公開しよう。

・今日はウーロンハイを2杯飲んだ。角煮ご飯や焼き鳥を食べた。