31才まで残り47日 -季節を理解すること、秋とは-
今週のお題「急に寒いやん」
今週のお題を見て、皆もそう思ってたんだ、と安心した。一人暮らしで家にテレビがなく、職場でそれほど世間話をせず、SNSも大してやらないと、その辺りの感覚が他人と共有できない。
何でこんなに急に寒いのだろう。自分以外の皆は、TVとかでその理由を知っているのだろうか。何か大変なことが起こってたらどうしよう。街中で号外でも配っていないと、自分はそういう情報を取り漏れてしまう。
季節の変わり目の、半袖Tシャツに薄手の長袖シャツを羽織るくらいの気候が好きだ。これはこの何年間で確信に変わった。その時期は気分が良い。
おれは夏が好き、私は冬が好き。そういった季節の会話に入れないでいた。季節への関心が薄く、毎年初めて経験するかのように、気候の変化に戸惑い続けていた。
最近は季節の特徴と、それが自分に与える影響が少し分かってきた。最近は夏も好きだ。特にこの2年はプール遊びを覚えたのが大きい。隙さえあればプールに行きたくなる。それも影響してか、「今年は熱い夏にしたい……」と季節を意識し、それを楽しもうとする気持ちが強くなってきた。
秋は短い。あっという間に過ぎてしまう。ぼんやりしていると、にぎやかで苛烈だった夏のクールダウン期間のようになってしまう。
「今年の秋こそは」というものに、まだ出会えていないからかもしれない。夏のプールのように、自分にフィットした風物詩を何か見つけられれば、きっと熱い秋にすることができる。現時点では、きのこ狩りが熱そうだと思っている。何故だろう。
しかし、そもそも秋は熱くなる必要があるのだろうか。読書の秋、食欲の秋、芸術の秋という表現があるが、それは何を意味しているのだろうか。
そこで少し考えてみたところ、秋は「豊かさ」ではないだろうか。自分が目指すべきは「熱い秋」ではなく、「豊かな秋」ではないだろうか。
何だか良いことに気付いた気でいる。頑張って豊かな秋にしたい。願わくば暖かい日がもう少し続きますように。