私の青年期

2022年11月に30歳になりました。焦っています。

残り100日 -このブログについて-

これは今年で30歳になる私が、20代を終える焦りで始めたブログです。

30歳までの100日間、毎日30分は時間を取って書いてみようと思います。

 

ブログを始めるきっかけ

今年30歳になることはもちろん認識していた。

たかが年齢だが、自分にとっては大きな区切りで、20歳頃から「30歳まで生きていられるだろうか」と思っていた。

自分は人生に期待をしすぎる方で、それなのに怠惰であるから、いずれ現実との乖離に打ちのめされて、どうにかなるのでは、と考えていた。20代までは自分にも他人にも色々と言い訳をしてやり過ごせても、30代はそうはいかないだろう、と。

しかし、それと同時に、30歳を過ぎてもだらだらと生きていくことができることも分かっていた。だが、それならば悩み抜いて死んでしまった方がましと信じていた。

 

社会人として働き始めると、仕事は一定の承認欲求を満たしてくれた。また、目先の「これをしなければ」「あれをしたい」をこなしていると、時間が過ぎていった。だが、日々うっすらと「案の定、だらだらと生きていくコースに入ってしまったな」と感じていた。

 

30歳に近付くにつれ、焦りが湧いてきた。自分の人生は何だったのか。本当は何がしたかったのか。これからどう生きればいいのだろう、と。全てが未整理に思えた。

総括が必要だ。総括をしなければ、20歳の頃の自分を裏切ることになる。このまま30歳を迎えるなんてことはすべきでない、と感じていた。

 

そして先月、ふと思い立って日数計算ができるWebページで調べてみると、誕生日まで残り120日と表示された。残り100日までのこの20日間、あれこれ考え、まずはこうしてブログを始めることにした。

毎日文章を書いていけば、いろいろと考えを整理できそうだし、ブログとして公開することで文章のまとまりを意識するようになるだろう。

いつかテキストを読み返すとき、殴り書きのメモだと未来の自分は理解してくれない可能性がある。価値観ががらっと変わって、ほぼ別人のような思考回路を持っているかもしれない。日々ポエティックなメモをEvernoteに残しているが、先月のメモの意味すら分からないことが多々ある。

また、はてなブログには読者として愛着もあり、はてなブロガーに憧れもあったので、これを良い機会に始めてみたい。

 

ブログの基本方針

何よりも更新を継続していきたいが、こういったことを続けられた試しが、まずない。今度こそは、と強い決意は持っている。

だが、自分でも驚くぐらい、この類の決意は私に効果がない。

大学受験では「夏休みは毎日8時間勉強する」と強く決意したが、平均すると1日1時間未満だった。高3の夏は、ほぼ吉本無限大ホールとアイドリングの動画を観ていた気がする。あとはBOOKOFFで中古CDの品定めをしていた。

大学時代には筋トレを始めようと決意しプロテインを買ったが1週間と続かず、プロテインは父親に譲った。

社会人になってからも、早めに出社しようと毎日思い、毎日ぎりぎりに出社している。心の中で気まずさを感じつつ、元気なおはようございますで誤魔化す日々を送っている。

「人が変わるのに、決意を新たにすることほど無意味なものはない」と聞いたことがあるので、今回は日常にブログを組み込むことで、同じ轍を踏むことを避けよう。

そこで「毎日最低30分はブログを書く」、「その日のうちに更新する」というルールを設けることにした。

つまり、遅くともその日の23:30には書き始める必要がある。スマホのアラートが出るように設定もしよう。

 

書きたい内容

継続して書くためにも、基本的にはその日に書きたいことを書いていく。もしかすると日々の記録に終わるかもしれない。

しかし、自分が触れてきた音楽や映画、文学などのこと、仕事のこと、人間関係のことについては、書いていきたい。

私は、自分について考えるとき、自分が何者でもない空気のような存在だと感じてしまいがちだ。自分には何もない、と。まあ本当にそうなのだが。

しかし、一応29年間生きてきているわけで、自分に影響を与えたあれこれや経験したことを整理して、生きてきたという事実くらいは認めてあげたい。

 

初日を終えての感想

・ブログを書く前にアイコン画像を作り始めたのは、形から入る自分らしい。

・最低30分というルールに加え、制限時間も設けた方がいいかもしれない。このブログもだらだらと3時間くらいかけてしまった。

・まだ存在しない読者を想像しながら書くことの難しさ。ひたすら内省的になるだろうと思っていたが、書き始めるとやはり外向けになってしまう。それでいて完全に外向けに振り切る気も起きない。100日後に30歳になるワニにはなれない。