私の青年期

2022年11月に30歳になりました。焦っています。

31才まで残り41日 -何故悩むのか、弱さと向き合うこと-

何故こうも悩み続けるのか。自分にはそういう思考の癖があるのではないかと考えていた。そしてその癖は何故自身に染み付いたのだろうか、と。

シャワーを浴びながらたどり着いたひとつの答えは、弱さと向き合うことが強さだと思っているから、というものだ。

自分の弱さを無視しない。逃げない。弱さと向き合い自分を理解すべき。そんな意識が自分は強いようだ。

 

少し伝わりづらいかもしれないが、ここで言う「弱さ」は色々な意味を含んでいる。自身の無さや不安感だけではない。この「弱さ」には、性格的な未熟さや感情のコントロールの拙さと向き合わないことも含まれている。更に言えば、自身の無知と向き合わないのも弱さだし、他人のことを慮れないのも弱さだと考えている。

 

この弱さとの向き合い方は、憧れを抱いていた作家やアーティストの姿勢に影響を受けているのかもしれない。彼らは弱さと向き合い自身を理解し、何かに昇華する。弱さから、新しい何かを生み出す。

 

それと同時に、弱さと向き合わなければならないという意識は、「こうはなりたくない」と反面教師的に生まれたものでもある。簡単に言えば、感情的に怒りをぶつける人、不寛容な人、知りもしないで断言をする人。そうはなりたくない、と悩み続ける人間になったのかもしれない

マッチョな言動をする人にも弱さはあるはずなのに、彼らはそれを無いもののように振る舞う。自分からすると、それは弱さと向き合っていないだけでは、と思える。(自分にもそういう傾向はあります)

 

何故最近特に悩んでいるのかと考えてみると、それは多分、自身の思想というか人生哲学、または価値観の土台のようなものを作り上げようとしているからではないか。30才という年齢への強い意識と焦りから、そういった指針を強く求めている。そういった指針がなければ、到底あと70年間生きていけない、と。

そして、欲を言えばそれを言葉にしてみたいとも思っている。そんな無謀な想いが、悩みの日々を作っている。自分で自分を苦しませているんだなあ、としみじみ感じている。 

というか100年生きるつもりでいるんだな、自分って。

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