私の青年期

2022年11月に30歳になりました。焦っています。

31才まで残り53日 -趣味嗜好、セルフイメージ-

何に時間をどれくらい割いているか、というのが考え方や趣味嗜好に影響を与える。

映画が好きだが、今年に入って5本も観ていない。自分の中の映画成分が薄くなっていくのを感じる。コンテンツ中毒になっている自分に気付いて、当面インプットは置いておこう、と昨年うっすらと決めた。毎週ミニシアターやシネコンのタイムスケジュールを観て、これは観たい、これは観なくてもいい、これは観た方がいいのか?と悩む日々と、一旦お別れをした。

小説も読んでいないし、落語も観ていない。音楽だけはライブやクラブに時々行って、新しい曲も多少追っかけている。

 

セルフイメージとして、映画や文学、落語が好きな自分というのがあった。この一年、それらがなくても普通に生きていけてしまった。

接点がゼロになったわけではないが、このままの日々が何年か続いたら、自分はもうそれらを必要としなくなってしまうのだろうか。

他に優先するものがあるから、という口実が今はあるが、何年後かには映画や文学の素晴らしさ、楽しさを忘れてしまわないだろうか。

 

好きなものや趣味というのは、それにかけた時間の長さによって、より思い入れが増す。長く触れることで、それだけ関連した思考をすることになり、それは次の行動にもつながる。

一日は短く脳の容量は有限だから、どんな自分でいたいかを考えて、インプットするものも選んだ方がいい。

そんなことを考えた。

 

とはいえ猫の動画を観ることに理由は必要ない。あれは人間に抗えるものではないからだ。


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